国家二種・地方上級程度(受験資格は大卒程度)専門試験
民法について
民法は国家二種では選択の大問として
民法(総則および物権)、民法(債権、親族及び相続)の2題、
国税専門官では商法と一緒に必修の大問として1題(うち民法は2問)、
地方上級では4問程度出題されます。
民法は他の法律科目と同様に、どこを受験するにも必要な科目です。
そして、他の法律科目以上に生活に密着しているために、
比較的取り組みやすい科目でもあると思います。
ですが、取り組みやすいということと、民法条文が多い(1044条まである)ことから、
試験としては点が取りにくい科目であるともいえます。
ちなみに、憲法は108条なのに対して民法が1044条ということを考えると、
単純に考えても試験範囲が10倍となっています。
試験問題は非常に細かいことも聞いてくるので、
基礎を確実に抑えた上で判例、条文と照らし合わせたりして問題に慣れるのが良いでしょう。
過去問演習ですが、民法はどこを受験するにも必要な科目ということで
憲法、行政法と同様に民法を受験する受験生が非常に多くなっています。
そのため参考書も問題集もかなりの数が出ています。
いろいろ見てから一番自分の性格にあった参考書・問題集を選ぶのが理想的で、
下に出したのは本当に一部なので、これ以外でも探して自分で見てみてください。
公務員六法は法律科目を受ける受験生は持っておいたほうが良いと思います。
公務員試験六法(2011)
一冊にテキスト・問題が含まれていてバランスがとても良い
スーパー過去問2
民法1改訂版民法(2)改訂版
問題数は少なめだがテキスト部分が初学者にも分かりやすい
スーパートレーニング
公務員試験スーパートレーニング+(民法 1)第2版
公務員試験スーパートレーニング+(民法 2)第2版
テキスト部分はなく解説は少なめだが、一冊で公務員試験の民法を抑えることができる。
DATA出た問
出たDATA問(2011年度 12)
参考書・問題集を3つ挙げてみましたが、民法は参考書や問題集が非常に多いので、
本当に自分に合ったものを選ぶことは難しいかもしれません。
非常に点の取りにくい科目であるので、できれば公務員対策予備校や通信講座で授業を受けて
基礎と問題の解き方を身に着けた上で過去問演習をすることが必要だと思います。
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