2009年12月16日水曜日

公務員 専門試験 刑法

国家二種・地方上級程度(受験資格は大卒程度)専門試験

刑法について


刑法は地方上級で2問程度、
労働基準監査官で選択として出題されます。
国家二種と国税専門官出題はないようです。

このことから分かるように、
ほとんど受験には使わない科目であると言うことができます。
そのため、参考書や問題集もあまり多くはなく、
予備校や通信講座でもメインの科目として取り扱われるというよりも
オプションとして選ぶことのできる科目として開講されているように思います。

刑法が得意な人や労働基準監査官を第一志望に考えている人は
刑法を勉強して採用試験に使うことも考えると思いますが、
そうでなければ刑法は勉強しないで採用試験を受験するのもありかと思います。

参考書でも問題集でもないですが、
法律科目を受けるなら公務員六法を持っておいたほうが良いのでは。
公務員試験六法(2011)

問題と解説のバランスが良い
スーパー過去問2
刑法改訂版

問題数は少なめだが説明が丁寧
スーパートレーニング
公務員試験スーパートレーニング+(刑法)第2版

参考書・問題集を2つ挙げましたが、
さっきも書いたように、刑法を受験する受験生はあまりいないように思います。

他の科目があまりに不安で刑法で1問でも取れるようになりたい人や、
試験に出そうなところは少しでもやっておきたいという人は、
公務員対策予備校や通信講座を活用して、
時間の無駄遣いのないように必要箇所のみを勉強するのが良いでしょう。


国家二種試験科目
労働基準監督官試験科目
国税専門官試験科目
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2009年12月7日月曜日

公務員 専門試験 経営学

国家二種・地方上級程度(受験資格は大卒程度)専門試験

経営学について


経営学は国家二種では選択の大問として1題、
国税専門官では選択の大問として1題、
地方上級では2問程度出題されます。

経営学は基本的にあまり受験で出題されず、出るとしても選択としてが多いので、
予備校なんかでもあまり授業をすることはないようで、
予備校や通信講座ではオプションとして講座を設けられていることが多そうです。

そんなことを書いていると、
あまり勉強する必要はないんじゃないかとも考えられますが、
政治学や行政学と同じように、暗記さえしていればある程度の点がとれる科目です。
そして、意外なことに政治学と共通のキーワードも少ないですがあることはあります。
なので、大学で経営学を専攻していた人や、経営に興味がある人は
公務員試験の受験科目として使うこともありだと思います。

そして、個人的な感想としては非常に面白くて興味深い科目だと思うので、
一度やってみても良いのではと思います。

勉強のしかたは、とにかく覚えて過去問演習です。

一冊にテキスト・問題が含まれていてバランスがとても良い
スーパー過去問2
経営学改訂版

問題数は少なめだがテキスト部分が初学者にも分かりやすい
スーパートレーニング
公務員試験スーパートレーニング+(経営学)第2版

経営学は公務員対策の参考書・問題集があまり多くはありません。
というのも経営学を採用試験の受験科目として勉強しない受験生が多いからですが・・・
勉強すれば合格に一歩近づくには間違いはありません。

時間がある人は経営学の勉強をしておいて損はないでしょう。
そのために上であげた参考書・問題集のうち、1冊を選んで、
徹底的にやりこめば合格ラインに到達できると思います。

時間がなければ勉強しないのも選択肢としてありですが、
時間はないけど受験でどうしても使いたいという人は
公務員対策予備校や通信講座などで
経営学ならではのキーワードなどを重点的に勉強するのが良いでしょう。


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2009年12月1日火曜日

公務員 専門試験 経済学

国家二種・地方上級程度(受験資格は大卒程度)専門試験

経済学について


経済学は国家二種では選択の大問として
マクロ経済、ミクロ経済の2題、
国税専門官では選択の大問として1題、
地方上級では経済原論として10問程度出題されます。

経済学は呼び方が微妙に違ったりしますが、どこの採用試験でも大抵必要な科目です。
マクロ経済学は比較的暗記が多く、
ミクロ経済学はマクロ経済学と比べて計算が多いと思いますが、
どちらも計算することが必要になってくる科目です。
ただ、計算と言ってもそんなに難しい計算は出てくることもなく、
大学入試センター試験レベルの知識があればほとんど解くことができます。
(一部ミクロ経済学では高校+αのレベルの知識が必要ですが、特に難しくはありません。)

数学が得意な人は経済学で点が取れるとよく言われますが、
試験としてはそんなに厳しい計算はなく、出る部分は限られているので、
計算の流れを覚えて何度か過去問で練習すれば
数学が得意でなくても解けるような問題が多いです。

数式が出てきた時点で拒否反応を起こす人でない限り、得点源にできると思います。

過去問演習ですが、参考書・問題集を選ぶときは
問題計算の過程が詳しく書いてあり、
記号の説明(「国民所得をYとする」など)がしっかりある物を選ぶのが良いでしょう。

一冊にテキスト・問題が含まれていてバランスがとても良い
スーパー過去問2
マクロ経済学改訂版ミクロ経済学改訂版

問題数は少なめだがテキスト部分が初学者にも分かりやすい
スーパートレーニング
公務員試験スーパートレーニング+(マクロ経済学)第2版
公務員試験スーパートレーニング+(ミクロ経済学)第2版

テキスト部分はなく解説は少なめだが、一冊で公務員試験の経済学を抑えることができる。
DATA出た問
出たDATA問(2011年度 4)

計算はそれほどキツくないので過去問演習が良いと言いましたが、
1冊の問題集の中で、同じ解き方で解けるのに、
いろいろな解き方で解説がされていることがあります。

慣れている人には理解できるかもしれませんが、経済学に慣れてない人にとっては
いろいろな解き方で解説をされることは迷惑以外の何者でもないので、
解説の解き方が分からない人は、自分が得意な解き方ができるようになると良いと思います。

そこで、できれば公務員対策予備校や通信講座などで、
質問をしながら勉強できる環境を作って質問しながら得意な解き方を身に付けることが
最も合格に近づける学習法ではないかと思います。


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2009年11月30日月曜日

公務員 専門試験 民法

国家二種・地方上級程度(受験資格は大卒程度)専門試験

民法について


民法は国家二種では選択の大問として
民法(総則および物権)、民法(債権、親族及び相続)の2題、
国税専門官では商法と一緒に必修の大問として1題(うち民法は2問)、
地方上級では4問程度出題されます。

民法は他の法律科目と同様に、どこを受験するにも必要な科目です。
そして、他の法律科目以上に生活に密着しているために、
比較的取り組みやすい科目でもあると思います。

ですが、取り組みやすいということと、民法条文が多い(1044条まである)ことから、
試験としては点が取りにくい科目であるともいえます。

ちなみに、憲法は108条なのに対して民法が1044条ということを考えると、
単純に考えても試験範囲が10倍となっています。

試験問題は非常に細かいことも聞いてくるので、
基礎を確実に抑えた上で判例、条文と照らし合わせたりして問題に慣れるのが良いでしょう。

過去問演習ですが、民法はどこを受験するにも必要な科目ということで
憲法、行政法と同様に民法を受験する受験生が非常に多くなっています。
そのため参考書も問題集もかなりの数が出ています。

いろいろ見てから一番自分の性格にあった参考書・問題集を選ぶのが理想的で、
下に出したのは本当に一部なので、これ以外でも探して自分で見てみてください。

公務員六法は法律科目を受ける受験生は持っておいたほうが良いと思います。
公務員試験六法(2011)

一冊にテキスト・問題が含まれていてバランスがとても良い
スーパー過去問2
民法1改訂版民法(2)改訂版

問題数は少なめだがテキスト部分が初学者にも分かりやすい
スーパートレーニング
公務員試験スーパートレーニング+(民法 1)第2版
公務員試験スーパートレーニング+(民法 2)第2版

テキスト部分はなく解説は少なめだが、一冊で公務員試験の民法を抑えることができる。
DATA出た問
出たDATA問(2011年度 12)

参考書・問題集を3つ挙げてみましたが、民法は参考書や問題集が非常に多いので、
本当に自分に合ったものを選ぶことは難しいかもしれません。

非常に点の取りにくい科目であるので、できれば公務員対策予備校や通信講座で授業を受けて
基礎と問題の解き方を身に着けた上で過去問演習をすることが必要だと思います。


国家二種試験科目
労働基準監督官試験科目
国税専門官試験科目
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2009年11月25日水曜日

公務員 専門試験 行政法

国家二種・地方上級程度(受験資格は大卒程度)専門試験

行政法について


行政法は国家二種では選択の大問として1題、
国税専門官では憲法と一緒に選択の大問として1題(うち行政法は4問)、
地方上級ではだいたい5問程度出題されます。

行政法は憲法と同じくどこを受験するとしても必要な科目と考えられます。
ですが、行政学はイメージが非常に難しくて
行政学に接することに慣れていないと、
何の話をしているのかさえ分からない科目でもあります。
なので、大学で行政学を専攻していたという人や行政学の勉強が趣味という人でない限り、
公務員対策の予備校や通信講座や専門学校で、
授業を受けることが必要だと思います。

行政学は公務員試験の中でも非常に出題傾向に特徴がある科目なので、
全ての分野を勉強するよりは出る部分を集中的に勉強するということが大切です。

そこで過去問演習ですが、行政法はどこを受験するにも必要な科目ということで
憲法と同様に行政学を受験する受験生がかなり多くなっています。
そのため参考書も問題集もかなりの数が出ています。

いろいろ見てから一番自分の性格にあった参考書・問題集を選ぶのが理想的で、
下に出したのは本当に一部なので、これ以外でも探して自分で見てみてください。

ちなみに、参考書でも問題集でもないですが
法律科目を受ける受験生は持っておいたほうが良いと思われるのが公務員六法です。
公務員試験六法(2011)

一冊にテキスト・問題が含まれていてバランスがとても良い
スーパー過去問2
行政法改訂版

問題数は少なめだがテキスト部分が初学者にも分かりやすい
スーパートレーニング
公務員試験スーパートレーニング+(行政法)第2版

テキスト部分はなく解説は少なめだが、問題数が非常に多い
DATA出た問
出たDATA問(2011年度 13)

参考書・問題集をとりあえず3つ挙げてみましたが、
さっきも書いたように、行政法は参考書や問題集が非常に多いので、
本当に自分に合ったものを選ぶことは難しいかもしれません。

それに非常にとっつきにくい科目であるので、
できる限り早めに公務員対策予備校や通信講座で授業を受けて
問題の解き方を身に着けることが必要だと思います。


国家二種試験科目
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国税専門官試験科目
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2009年11月24日火曜日

公務員 専門試験 憲法

国家二種・地方上級程度(受験資格は大卒程度)専門試験

憲法について


憲法は国家二種では選択の大問として1題、
国税専門官では行政学と一緒に選択の大問として1題(うち憲法は3問)、
地方上級ではだいたい4問程度出題されます。

憲法はどこを受験するにしても受けなくてはならない科目と言ってもよく、
ほとんどの受験生にとっては得点源となる科目です。
そこで、憲法で全く点が取れないと非常に困ることになるので、
このサイトのサイドバーなどにもあるような公務員対策の予備校や通信講座や専門学校で、
しっかりとプロの授業を受けるのが正直一番だと思います。

憲法ということで法学部の人が有利ではないかと考えられますが
公務員試験に関しては、そこまで有利・不利な感じはないと思います。
というのも、憲法自体の理解がどうこうというのも大切ですが、
それ以上に公務員試験の憲法対策をしてきたかが重要なポイントになるからです。

勉強を始めた段階で基礎的な知識があれば大きな差をつけてのスタートを切れますが、
公務員試験対策をしなければ点を取ることは難しいでしょう。

そこで必要になってくるのが過去問演習ですが
憲法はどこを受験するにも必要になってくる科目ということで
憲法を受験する受験生がかなり多くなっています。
そのため参考書も問題集もかなりの数が出ています。

いろいろ見てから一番自分の性格にあった参考書・問題集を選ぶのが最善になると思います。
下に出したのは本当に一部なので、
ここに挙げた以外で性格に合う可能性も充分にあるので、いろいろ調べてみてください。

ちなみに、参考書でも問題集でもないですが、
法律科目を受ける受験生は公務員六法を持っておいたほうが良いのでは思います。
公務員試験六法(2011)

一冊にテキスト・問題が含まれていてバランスがとても良い
スーパー過去問2
憲法改訂版

問題数は少なめだがテキスト部分が初学者にも分かりやすい
スーパートレーニング
公務員試験スーパートレーニング+(憲法)第2版

テキスト部分はなく解説は少なめだが、問題数が非常に多い
DATA出た問
出たDATA問(2011年度 11)

ここで参考書・問題集を一応3つほど挙げてみましたが、
さっきも書いたように、憲法は参考書や問題集が非常に多いので、
本当に自分に合ったものを選ぶことは難しいかもしれません。

それに、ほとんどの受験生にとって得点源になる可能性が高いので、
逆に言えば絶対に差をつけられてはいけない科目でもあります。
そのため、やっぱり公務員対策予備校や通信講座や専門学校で
プロの講師の授業を受けることがやっぱり最も合格に近付く勉強法だと思います。


国家二種試験科目
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国税専門官試験科目
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2009年11月18日水曜日

公務員 専門試験 財政学

国家二種・地方上級程度(受験資格は大卒程度)専門試験

財政学について


財政学は国家二種では選択の大問で経済事情と一緒にして1問、
国税専門官では選択の大問として1問、
地方上級ではだいたい2問程度出題されます。

財政学も暗記科目ですが、他の科目とはちょっと変わっていて、
経済学と被る部分や時事問題と被る部分が少なくありません。

国家二種や国税専門官では財政学ならではのキーワードも出題されることもありますが、
地方上級では経済原論の知識で対応できるか、
時事問題ともとれる問題が多い傾向があるように思います。

そこで勉強法ですが、まずはどこを受ける人でも
経済学と時事問題は解かないといけないことになると思うので、
これをやった上で年明けから財政学特有の勉強がいいのではないかと。

もしくは経済学をやった上で時事と財政学を年明けから同時進行で。

というのも、財政学は時事が大きく関わってくる科目なので、
問題集を解くにも最新版の問題集でないと本番で使えない勉強になるのです。
そして最新版は年明けの1月か2月くらいに出版されるように思うからです。

財政学は勉強を始める時期が遅くなりがちなので充分な準備が難しいですが、
他の重なりのある科目で財政学に関する基礎知識をつけておけば
少ない時間でもしっかりと対策して受験に臨むことができると思います。

財政学の問題集や過去問はあまり見つからなかったので
財政学受験者ならみんな持ってるだろうという一番オーソドックスなものを。

スーパー過去問2
財政学第4次改訂版

さっきも書きましたが、
参考書や問題集は最新版かどうかを確認してから買うように気をつけてください。
そしてそれまでの準備をして財政学の勉強に入れば
国家二種と国税専門官は合格点がとれるのではないかと思います。
地方は思い切って財政学の勉強はしないというのもありかと・・・
そのぶん経済学と時事の勉強を他の人以上にしないといけませんが。
受験希望にそった勉強法で。

公務員 教養試験 (時事問題)
国家二種試験科目
国税専門官試験科目
地方公務員試験科目



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2009年11月11日水曜日

公務員 専門試験 国際関係

国家二種・地方上級程度(受験資格は大卒程度)専門試験

国際関係について


国際関係は国家二種では選択の大問として1問、
国税専門官では特に出題はありませんが、
地方上級では東京都以外では2問程度出題されます。

国際関係も暗記科目で、勉強すれば得点にはなると思いますが、
とても範囲が広いという問題があります。
大学受験で世界史を選考していて得意であるという人にとっては
世界史の近代史で聞いたことがある内容が多いと思いますが
世界史が苦手だった人や選考してなかった人には少し厳しい範囲ではないかと思います。
でも出題される限りは無視することはできないので、
国税専門官が第一志望でない人は少なくとも最低限の知識を入れておくべきでしょう。
国税専門官が第一志望であれば思い切って勉強しないのもありだと。

そこで勉強することを前提としての勉強法ですが、
今までと他の行政系の科目と同様に、
勉強の仕方はひたすら覚えることに限るのではないでしょうか。
大学受験で世界史を選考していて得意であるという人は
問題演習から入ってもいいのではないかと思います。

覚えるにはまずは公務員試験行政5科目まるごとパスワード。
公務員試験行政5科目まるごとパスワード(4)

そして問題演習は次のような問題集・参考書を使う人が多いかな・・・

スーパー過去問2は基礎から応用まで網羅
国際関係改訂版

スーパートレーニングは初学者から。社会学と社会政策が一冊にまとまってます。

公務員試験スーパートレーニング+(国際関係)第2版

これだけ書きましたが、国際関係はさっきも書いたように非常に広い範囲となっています。
そこで個人的な考えを書かせてもらうと、
試験まで充分時間がある人は国際関係の勉強をしたほうがいいでしょうが、
あまり時間が無い人は思い切って国際関係の勉強はしないで、
時事の勉強をして国際関係の範囲の知識も得るというのもありだと思います。
公務員試験の国際関係の問題は毎年いくつか時事と関わって出題される部分があるので、
時事の勉強で国際関係の範囲もある程度はとることができるのではないかと考えてます。

どうしても余裕がない人は自分で確認したうえで
このような判断をしてみるのも選択肢として置いておくのも良いのではないでしょうか。

公務員 教養試験 (時事問題)
国家二種試験科目
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